本町においては、昭和50年代から本格的に公共施設等の整備が進められましたが、施設の多くが建設してから相当年経過しており、老朽化が進行している状況です。これら施設の老朽化に伴い 、 住民の施設利用に支障をきたすことが懸念されます。今後、これらの施設が、大規模な修繕や更新（建替え・大規模改修）などの時期を迎えていくことになります 。さらに、今後は大規模災害への対応も必要です。
　一方「生産年齢人口の減少による税収の減少」や「高齢者の増加による社会保障経費の増加」などにより、町の財政状況は年々厳しくなると予想され、建設事業費等の裁量性の高い経費をいかに適正な水準に抑えていくのかが重要となります。
　これらのことから、少子高齢化等の社会構造の変化に応じた計画的な更新・統廃合・長寿命化等の検討、財政負担の軽減・平準化、公共施設等の最適な配置を実現していくため、平成28年度に「比布町公共施設等総合管理計画」を策定しました。
　（各種個別施設計画の内容及び令和5年10月10日の総務省通知を踏まえ、令和6年3月改訂）