100年の歴史と感謝の思いを込めた「ぴっぷいちごサイダー」 【完成】
このサイダーが契機となり、これからの100年200年と続くぴっぷいちごの更なる未来を創り出していきます。今後とも「ぴっぷいちご」をよろしくお願いします。
~以下、100年の歴史からサイダー開発プロジェクトです~
比布町のいちごは100歳
比布町のいちご栽培は、大正10年(1921年)頃、数戸の農家が子どものおやつとして植えたことから始まりました。いちごで日本一有名な栃木県では、昭和20年代に栽培が始まったとされていますので、比布町は、全国でも先駆けていちごを栽培してきたまちかもしれません。
そんな比布町のいちご「ぴっぷいちご」は、令和3年(2021年)に栽培して100年を迎えました。
毎年、来園者が1万人を超える「観光いちご狩り」、北海道産いちごの新品種「ゆきララ」やケーキ・デザート用品種の「赤い妖精」の生産など、多様ないちご栽培の取組みがあるほか、いちごは農業に限らず、イベントやまちの景観、学校教育など、様々な場面に登場するまちの顔となっています。
そんな比布町のいちご「ぴっぷいちご」は、令和3年(2021年)に栽培して100年を迎えました。
毎年、来園者が1万人を超える「観光いちご狩り」、北海道産いちごの新品種「ゆきララ」やケーキ・デザート用品種の「赤い妖精」の生産など、多様ないちご栽培の取組みがあるほか、いちごは農業に限らず、イベントやまちの景観、学校教育など、様々な場面に登場するまちの顔となっています。
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いちご柄の街灯と橋。この橋は「いちごばし」と名前が付いています。
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比布の子どもたちは「いちごっ子」と呼ばれます。学芸会で記念してくれました。
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100年守り続けてきた伝統的ないちご栽培
まちの顔のいちごですが、100年間、順風満帆というわけではありませんでした。
ぴっぷいちごの作り方には、大正時代から続く栽培方法「露地(屋外)栽培」があります。これは、日光などの自然の恵みを直接受けることで美味しいいちごに育てる、比布の伝統的な栽培方法です。
一方で、露地であるが故に、雨風など天候の影響を受けやすく、病気も発生しやすいなど、収穫量が安定しないリスクの高い栽培となっています。また、「施設(屋内)栽培」にも取り組んでいますが、収入源となるお米と共にいちごを作っている方が大半であり、お米といちごの作業が重複する厳しい栽培となってしまいます。
そして何よりいちご栽培は、他の作物に比べ非常に労力と時間がかかることから、高齢化や人手不足などの影響を大きく受け、ピーク時には60件以上あったいちご農家は、今や3分の1の20件未満まで減ってしまいました。
しかしながら、これまで代々の生産者の皆さんが「まちの名産を守る」「ぴっぷいちごの灯を消さない」と大切な思いを受け継いできており、2年前からは、若い生産者の方々が、雪のある北海道ではほとんど見られないクリスマス時期の収穫を目指した新たないちご「冬いちご」に挑戦しています。
100年を迎え、このような歴史・生産者の思いを何か形にしたい。また、生産者だけではなく、100年間ぴっぷいちごを買い、愛してくれた方々がいたからこそ続いた歴史であって、そのような方々への感謝の思いを何か形にしたく、本プロジェクトを立ち上げることにしました。
ぴっぷいちごの作り方には、大正時代から続く栽培方法「露地(屋外)栽培」があります。これは、日光などの自然の恵みを直接受けることで美味しいいちごに育てる、比布の伝統的な栽培方法です。
一方で、露地であるが故に、雨風など天候の影響を受けやすく、病気も発生しやすいなど、収穫量が安定しないリスクの高い栽培となっています。また、「施設(屋内)栽培」にも取り組んでいますが、収入源となるお米と共にいちごを作っている方が大半であり、お米といちごの作業が重複する厳しい栽培となってしまいます。
そして何よりいちご栽培は、他の作物に比べ非常に労力と時間がかかることから、高齢化や人手不足などの影響を大きく受け、ピーク時には60件以上あったいちご農家は、今や3分の1の20件未満まで減ってしまいました。
しかしながら、これまで代々の生産者の皆さんが「まちの名産を守る」「ぴっぷいちごの灯を消さない」と大切な思いを受け継いできており、2年前からは、若い生産者の方々が、雪のある北海道ではほとんど見られないクリスマス時期の収穫を目指した新たないちご「冬いちご」に挑戦しています。
100年を迎え、このような歴史・生産者の思いを何か形にしたい。また、生産者だけではなく、100年間ぴっぷいちごを買い、愛してくれた方々がいたからこそ続いた歴史であって、そのような方々への感謝の思いを何か形にしたく、本プロジェクトを立ち上げることにしました。
100年の歴史と感謝を込めた思いを形に
プロジェクトは、「100周年を何か形として残したい」という思いから、「ぴっぷいちごを味わうことができ、かつ100周年記念が形として残るもの」を何か開発できないか検討したことが始まりでした。
また、せっかくの100年なので、100年前と同じ伝統的な栽培方法「露地栽培」でできたいちご(露地いちご)を使って何かできないか考えました。
しかし、いちごは鮮度を保てる期間が非常に短く、さらには露地いちごは3週間程度しか収穫できない凄く希少ないちごだったことから、1人でも多くの人に「100年目のぴっぷいちごに触れてもらうには」と考え、100年前子どものおやつとして始まったならば、今は子どもから大人にまで愛される”現代のおやつ”を作ろうと、またビンを記念品として残していくことができるだろうと思い、100周年記念サイダーを作ることにしました。
また、せっかくの100年なので、100年前と同じ伝統的な栽培方法「露地栽培」でできたいちご(露地いちご)を使って何かできないか考えました。
しかし、いちごは鮮度を保てる期間が非常に短く、さらには露地いちごは3週間程度しか収穫できない凄く希少ないちごだったことから、1人でも多くの人に「100年目のぴっぷいちごに触れてもらうには」と考え、100年前子どものおやつとして始まったならば、今は子どもから大人にまで愛される”現代のおやつ”を作ろうと、またビンを記念品として残していくことができるだろうと思い、100周年記念サイダーを作ることにしました。
ぴっぷいちごサイダーとは
原材料として、ぴっぷいちごを100%使用。果汁割合をサイダーとしてはふんだんにいちごを使用する"いちご"パーセント(15%)に仕上げ、香料・着色料は一切使用せず、ぴっぷいちごそのままの味・香りが口いっぱいに拡がる爽やかなサイダーです。
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注がれるぴっぷいちごサイダー。
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色と香りをチェック。
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試飲で味を。
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悩むおいしさ。実行委員長と副委員長。
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いちごっ子(子どもたち)も開発に参加しました。
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クラウドファンディング
ぴっぷいちごサイダーは、クラウドファンディング会社 ACTNOWさんにご協力いただき、沢山の皆さまからの支援金で開発致しました。
支援を頂いた皆さま、心からお礼申し上げます。大変ありがとうございました。
クラウドファンディング実績
実施期間:令和3年12月17日~令和4年1月28日 43日間
支援金額:1,686,000円 (目標金額1,200,000円)
※実施期間終了後の支援金を含みます
支援金は、全てサイダーの製造料と配送料に使わせていただきます。
支援を頂いた皆さま、心からお礼申し上げます。大変ありがとうございました。
クラウドファンディング実績
実施期間:令和3年12月17日~令和4年1月28日 43日間
支援金額:1,686,000円 (目標金額1,200,000円)
※実施期間終了後の支援金を含みます
支援金は、全てサイダーの製造料と配送料に使わせていただきます。
お問い合わせ・担当窓口
農林課
- 電話: 0166-85-4805
- ファックス:0166-85-2389
- メール:ichigo@town.pippu.hokkaido.jp